自己紹介

長野県の佐久総合病院で初期研修後 地元である愛媛に戻り、愛媛大学地域医療学講座で家庭医・総合診療医の後期研修を開始しました。研修の記録残すこと、自分の研修記録が今後誰かの参考になればいいかなと思っています。

2014年6月29日日曜日

内科認定医

日本内科学会の内科認定医試験が7月あたまに控えていて試験勉強をしなければいけないなー
と思いつつ、ついに直前にまで近づいてきました。

ブログを更新する暇あれば勉強しろよというツッコミも来そうですが(汗)
内科認定医制度は、いちおう医学部卒業後最短4年目で受験することができます。

わたしは、日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医(今後総合診療専門医のひな形になる?)の後期研修医として働いておりますが、昨年度内科の研修を1年間していたこともあり、今年度受験予定です。
剖検症例のレポートや救急蘇生講習会をうけたことなどが要件として挙げられています。

日本内科学会のホームページから抜粋すると
以下の様な受験資格と提出書類があります。
https://www.naika.or.jp/nintei/seido/gaiyo.html
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認定内科医資格認定試験
信頼される内科標榜医に要求される内科全般の医学知識と臨床能力を評価する。
【受験資格】
日本国の医師免許証を持ち、所定の期間、本会が認定した施設で内科臨床研修を修了した者で、受験申込み時に本会会員で会費を完納している者
【受験申込み時に提出する研修に関する記録】
受持入院患者18症例の一覧表、18症例の病歴要約、退院時サマリーのコピー、プレゼンテーション(口頭発表)したことを証明するもの1件、救急蘇生講習会受講修了証のコピー、臨床研修修了登録証のコピー(2004年以後の医師国家試験合格者のみ提出)。
上記【受験資格】と【受験申込み時に提出する研修に関する記録】を満たし、認定内科医資格認定試験(筆記試験と病歴要約の評価)に合格した者を認定内科医として認定する。
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入院患者の症例については提出したので、7月にあるのは、筆記試験です。半日かかる筆記試験は結構疲れそうですね。国家試験の内容とオーバーラップする部分が多く、おそらく卒後早めに受けておいたほうが、国家試験の知識がまだ通用したりする部分もあるので良いと思います。

僕からできるアドバイスとすると、研修医のうちに提出症例のレポートはまとめておくと良いです。自分はそれをしていなかったので、昨年度経験した症例を多く用いて作成しました。後期研修になると更に忙しくなる人が多いと思いますので、早め早めに準備しておくと後が楽です。

また、提出するにあたっては、あらかじめ内科認定医提出用のフォーマットがありますので、それに則って作成しておいたほうが良いです。初期研修先の病院から移動したりすると、情報を取り寄せたりするのも大変ですし、個人情報を削除した元の退院サマリーが必要になったりもするので。。。
昨年度は働いていた同期の後期研修医と一緒にお互いの進捗状況を確認しながらできたので、
受験予定の皆全員提出することができ良かったです。(質は保証はできないですが涙)
内科の血液内科の知識などは普段あまり触れることがないのもあって、やや不得手ではありますが、試験があるのがひとつのモチベーションになって勉強できます。
さてさて、そろそろ試験勉強するようにしますか。

2014年6月12日木曜日

研修医大会@名古屋

研修医OSCE大会@名古屋

佐久総合病院にいた時も研修医としてOSCEを受けていましたけど、こうやって内容をパッケージ化して全国的に展開しようとする動きがあって楽しみですね。

相当マンパワーが必要ですが、やはり普段と全く違う人たちに診療を評価されると言うのは、研修医にとって振り返りができる良い経験みたい。

自分はまだ後期研修医の分際で、評価者なんぞしてましたが、全国各地から来ている研修医のできレジっぷりがすごいです!!

岩手県の市中病院の先生たちが多く、中心的に動いている印象でした
こうやって教育的なトライアルを進めて第6回になるまでに至った
これまでの労力は素晴らしいものです。